2024年10月22日の『マツコの知らない世界』で放送の、「せいだのたまじ」のレシピについてご紹介します!
今日のマツコの知らない世界のテーマは「伝統野菜」です!
標高1,100mの山梨県上野原市西原地区で栽培されている伝統野菜「富士ねがた」は「せいだのたまじ」というじゃがいも田楽でいただくのが美味しいということで、せいだのたまじのレシピについてまとめましたので、最後までご覧ください。
・せいだのたまじの材料
・せいだのたまじの作り方
・富士ねがたの特徴
・富士ねがたの通販方法
せいだのたまじのレシピ
じゃがいもの伝統野菜「富士ねがた」は「せいだのたまじ」という料理法で食べると美味しいということで、その材料や作り方をまとめました。
せいだのたまじの由来
せいだのたまじの「せいだ」とは、江戸時代の代官「中井清太夫(なかいせいだゆう)」から来ています。
中井清太夫は飢饉の際、じゃがいもの栽培を広めて村人を救いました。
そこでこの地では、敬意を込めてじゃがいものことを「清太芋(せいだいも)」と呼ぶことからせいだと名付けられました。
「たまじ」とは、小粒のじゃがいもをみそで甘辛く煮詰めた上野原の郷土料理です。
せいだのたまじの材料
・小粒のじゃがいも 1kg
・みそ 大さじ2~3
・砂糖 大さじ2
・みりん 大さじ1
・だし汁 適量
・ごま 少々
・サラダ油 適量
せいだのたまじの作り方
1)じゃがいもをよく洗って土を落とし、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
2)鍋に油を熱し、皮付きのまま中火でじっくりと揚げます。
皮がしわしわになるまで揚げるのが目安です。
3)別の鍋にだし汁とじゃがいもを入れて強火にかけます。
だし汁は、じゃがいもがかぶるくらいの量が目安です。
4)だしが沸騰したら中火に弱め、みそ・砂糖・みりんを入れて煮こみます。
5)だしが減ってきたら弱火にし、煮汁にとろみが出るまで煮詰めます。
6)汁が煮詰まったら皿に盛り、ごまをふって完成です!
富士ねがたとは?
せいだのたまじは地元では「富士ねがた」で作られるそうです。
富士ねがたについてまとめましたので、ぜひご覧ください。
富士ねがたの特徴
富士ねがたは、江戸時代から続く在来種のじゃがいもです。
元々富士山麓周辺の地域で広く作られていましたが、今ではごく限られた農家のみで栽培され、貴重な品種となっています。
現在栽培されているのは、山梨県の西原地区とその周辺のみです。
わずかしか収穫されないので、市場には出回っていません。
富士ねがたは小粒でコロコロしたじゃがいもで、しっとり・ねっとりとした食感は独特です。
細かくしまった肉質が特徴で、煮て食べると美味しくいただけます。
富士ねがたの通販方法、どこで買える?
残念ながら富士ねがたは自給用に作っているため、一般の市場には出回っていません。
もしかすると近くの道の駅やJAで購入できる可能性もありますが、調べた限りでは道の駅やJAのサイトにも掲載されていませんでした。
まとめ
マツコの知らない世界で紹介された「せいだのたまじ」のレシピについてまとめました!
レシピをおさらいすると
・皮ごと揚げてから煮る
・味噌やみりんで煮汁がなくなるまで煮詰める
・最後にごまをふる
でした!
マツコの知らない世界で紹介されたレシピはこちらもご覧ください。