2024年2月15日放送のトリセツショーで速歩のやり方について紹介されました!
教えてくれたのは筑波大学の山田実教授です。
速歩は健康効果が盛りだくさんで、簡単に脚の筋肉を鍛えられるほか、ダイエット効果や様々な病気の予防に効果が期待できます。
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速歩
速歩とは
そもそも筋肉が衰えると
・足がつる
・なんでもない所でつまづいて骨折してしまう
・階段の上り下りがつらい
・血糖値の上昇
・免疫力の低下
などの症状が現れ、放っておくと危険な病気につながるため、筋肉の維持は非常に重要です。
上半身と下半身では下半身の方が筋肉が減りやすいため、脚の筋肉を維持する対策が重要となります。
そこで有効なのが速歩です。
速歩は脚の筋肉を鍛える方法ですが、筋肉はつけたいが筋トレはしたくないという方にピッタリの筋肉のアンチエイジング方法なのです。
速歩の効果の理由
実際に8000歩ウォーキングした人と速歩した人との太ももの筋力の変化の比較が数字に表れています。
【もも前の筋肉】
8000歩ウォーキング 筋力2%アップ
速歩 筋力13%アップ
【もも裏の筋肉】
8000歩ウォーキング 筋力6%アップ
速歩 筋力17%アップ
歩く量よりも速さの方が効果が表れるという証拠です。
速歩のやり方
【姿勢のポイント】
・背筋をのばして視線はまっすぐにします
・歩くときはかかとから着地します
・大股で歩くのを意識しましょう
ひじを直角に曲げて後ろに引くと自然と大股になります。
【スピードのポイント】
・正しい速さは、息が弾みちょっときついと感じるスピードです。
・速歩をしている時にすねがはるような感覚があればOKです。
・人によってペースが違うので、自分のペースで行いましょう。
【速歩は1分からできる】
速歩は最低1分からでも効果があります。
ちょこちょこやっても効果は変わらないのでまとめてやる必要はなく、目標は1週間に速歩した時間の合計が60分になればOKです。
通勤の歩き時間の一部やコンビニに行く歩きの一部を速歩にするなど、ちょっとした工夫でできそうですね。
速歩の効果
実際に速歩を5週間試した人たちの筋力の変化です。
このように、全員の筋力がアップしました。
伸び率の高かった人は元々の数値が低かったので、より大きな結果に結びついたと考えられます。
ただ、この速歩で同年代の平均値に達したとのことです。
筋力アップ以外にもこのような効果が報告されました。
速歩の効果、すごいですね!
スロースクワット
雨で速歩ができないときにおすすめのスクワットを紹介します。
スロースクワットです。
体力に自信がなくてもできる方法です。
【用意するもの】
・椅子
・ハンドタオル
1)椅子の前に立ち、タオルを両手に持ちます。
2)4秒かけて椅子に座ります。
3)4秒かけて椅子から立ちます。
ひざを曲げるときに両手をぐっと前に出してください。
理想的な姿勢が楽に作れます。
10回を1セットとして、1日に3セットが目標です。
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まとめ
私もお買い物に行く時や散歩の一部を速歩に変えてみたいと思います。
簡単な方法で健康に近づくのは嬉しいですね。